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肩こりは、骨の病気や内臓の病気が原因の場合と、身体のゆがみが原因の場合とがあります。
骨の病気とは、椎間板ヘルニアなどで神経が圧迫されて起きる症状です。また、内臓の病気とは、例えば「心臓が悪いと左肩周辺が痛くなる」といったものです。
しかし、一般に多くの方が感じている肩こりは、前述した病気によるものよりも、これからお話しする「身体のゆがみ」による肩こりでしょう。
実際に、私のところにいらっしゃる患者さんの殆どがこのタイプですので、ここでは身体のゆがみによる肩こりを考えます。
身体がゆがむと肩がこる
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肩こりに至るまでの流れ
肩こりは、肩周辺の筋肉の緊張が続いたために、筋肉内の血行が悪くなり、老廃物が溜まっている状態です。(左図参照)
つまり、肩周辺の筋肉の緊張が続いていることが問題なのです。
では、筋肉の緊張はどうしていれば起きるのでしょうか?
そうです。筋肉に力を入れていれば起こります。例えば力こぶをぎゅっと作った時がそうです。
しかし、あなたが実際に肩こりの状態だとしても、ずっと肩に力を入れているという意識は無いでしょう。
では、どうして肩に力を入れている状態が続いているのでしょうか?
■ 頭は重い
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わかり易いようにボーリングの玉を使って説明しましょう。
「かなり重たいな」と思える重さの玉を想像して下さい。
そして、まず図1のように構えてみます。
どうですか?この構えなら持っていられそうですね?
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図1
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図2 |
次に、図2のように構えてみましょう。
これはどうですか?重くて重くて、腕がぷるぷるしてきて、とても長時間は持っていられませんよね。
この違いは何でしょうか。わかってきましたか?
図1の時には、玉を腕に対して真っ直ぐに持っているため、重さがうまく骨に乗っている状態、つまり硬い骨で支えているので筋肉の緊張は殆ど無いのです。
ところが、図2の時には骨の上に乗っていないため、腕の筋肉を使って一生懸命に支えていないと持っていられないわけです。
つまり、図2の時には筋肉が非常に緊張している状態なので辛いのです。
実は、肩こりの方もこれと同じような状態になっています。
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人間の頭の重さは、約15ポンドのボーリングの玉に相当します。 左側の図3の姿勢の方は、図1の時と同様に頭の重さが真っ直ぐに背骨に掛かっています。つまり、頭の重さを背骨全体で支えてくれるため、筋肉の緊張はありません。
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図3
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図4 |
ところが、右側の図4の状態では、図2の時と同様に頭の重さを背骨で吸収することができません。この状態では、首の後ろから肩、背中の筋肉全体を使って、一生懸命に頭の重さを支えなければならないのです。
つまり、首の後ろから肩、背中の筋肉全体が非常に緊張した状態というわけです。
この、首の後ろから肩、背中の筋肉全体というのは「僧帽筋」という筋肉です。
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図の赤い部分のように、僧帽筋は首の後ろから肩を通って背中の上部全体を覆っている、とても広い範囲にある筋肉ですから、同じ「肩こり」と言っても人によって「首の後ろが痛い」「肩が痛い」「背中が痛い」といったように、様々な症状が出るわけです。
また、僧帽筋は図のように頭の付け根(後頭骨の下の辺り)から始まっていますから、この部分の痛みは人によって「頭痛」と感じたり、「目の奥が痛い」と感じたりもします。
「肩こりと頭痛が同時に起きる」というのはそのためです。(酷い場合には星が見えたり、吐き気がしたりします) |
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僧帽筋 |
どうでしょう。思い当たる方はたくさんいるのではないでしょうか?
「よくわからない」という方は、無理に姿勢を作らず自然に立った状態で、真横から誰かに見てもらってください。・・・、正にこのとおりの姿勢だと思います。
耳の位置、肩の位置をチェックするとわかりますよ。
この時、耳の位置が中心から3cm前に出ていたら、首にかかる重さは何と2倍になっていると言われています。肩こりになって当然ですね。
では、図4のように頭が前に行ってしまっている方は、どのように身体がゆがんでいるのでしょうか?
■ 身体のゆがみ方
頭が前に行ってしまうような身体のゆがみ方は、以下のように様々です。
- 首の形そのものが悪い
- 猫背
- 平背
- 肩甲骨が開いて、両肩が前にゆがんでいる
- 骨盤のゆがみから、バランスをとるために頭を前に出している
あなたの場合が上記のどのタイプのゆがみなのかは、残念ながら一度検査してみませんと、はっきりとはわかりません。
はっきりしていることは、身体のゆがみを正せば肩こりの殆どは解消するということです。
長年肩こりに悩まされているようであれば、是非一度、お近くのカイロプラクティック院で検査をしてもらってみて下さい。
もちろん、静岡市にお住まいの方であれば、当院にご連絡下さいね。
「首の形そのものが悪い」という場合であれば、首の形を直す方法を実践するだけで、数日後にはすっかり肩こりがなくなってしまうこともめずらしくありません。
ご自分に当てはまるようであれば、当院にご相談下さい。
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