2005年12月14日(水)
うつ伏せ寝にご注意
最近、90代の現役の医師ということで日野原先生がTVなどでも話題になっていますが、日野原先生が推進しているのが「腹臥位療法」です。
要は、「うつ伏せで寝るのが健康の秘訣、長寿の秘訣」というものなのですが、私の両親も実践を試みているくらいに巷で話題になっているようです。
しか~し、実際に私のところにいらっしゃる患者さんでは、うつ伏せ寝の期間が長い方ほど猫背が酷く、首も極端に歪んでおり、酷い肩こり・首の痛み・背中の痛みで悩んでいます。
ウォルフの法則というものがありますが、全身の骨格は外から加わる力に応じた形に変形して行きますので、正しい姿勢で長時間いればその姿勢の通りに骨格が整い、悪い姿勢で長時間いれば骨格は歪んでしまいます。
つまり、うつ伏せや横を向いて丸くなって寝ていればそれに合わせて骨格が変形するわけで、背中は丸くなり、両肩は前に出て、首も本来とは逆のカーブへと歪んでいってしまいます。
「腹臥位療法」の本来の目的は、“寝たきりの方については夜間は仰向けで良いけれど、ずっと仰向けのままだと身体の働きに良くないため、日中はうつ伏せになった方が良い”ということだと私は理解していますが、私の親のように「兎に角誰もがいつでもうつ伏せで寝た方が良い」というように解釈してしまう方が増えて、酷い歪みの方が増加しないように祈ります。
| 健康情報 | 06:44 PM | comments (x) | trackback (x) |

